鍼灸院のご案内
♣︎ 他院との違い
□ 無痛で心地よいはりきゅうを行い、根本治療へ導きます。
番町もくのき治療院は、東洋医学の考えに基づいた「脉診流経絡治療(みゃくしんりゅうけいらくちりょう)」のはりきゅう専門治療院です。
人間の身体には、12本の経絡がめぐっており、体に必要なエネルギーを巡らせています。
経絡の流れがスムーズだと、ひとは元気な状態でいられますが、時に、経絡の流れが滞ったり、アンバランスになってしまうことで身体の不調を感じてしまうのです。
当院の治療は、この経絡のアンバランスを整えることで、身体の自然治癒力を引出し、病気や不調を根本から改善するお手伝いを致します。
症状が複数あっても大丈夫。
一人ひとりの体質、体の声に合わせたオーダーメイドの治療を行います。
□ はりきゅうだけを専門にしています。
病院やマッサージ、どこに行っても治らない痛みの治療や、不妊治療や自律神経疾患など、病気の治療を目的とする場合は鍼灸専門で治療をしている治療院を選ぶのがポイントです。
指圧やマッサージなどを併用した癒しやリラクゼーションを目的とした治療院は病気の治療には向きません。
「治療」ではなく「慰安」になってしまいます。「治療」にこだわる鍼灸院を選びましょう。
お寿司を食べる時、ファミレスで出すお寿司とカウンターで出されるお寿司、どちらが美味しいと思いますか?
当院はも鍼灸専門で治療している治療院ですので、治療の効果を実感できます
□ 全身治療をしています。
接骨院などでも鍼灸治療を受けることは可能です。
しかし、腰といえば腰だけ、肩が痛いといえば肩だけにはりを刺したり、お灸をすえたりする局所的な治療の場合が殆どです。
頑固な痛みの治療は痛んでいる箇所だけではなく、全身的に原因が隠れている場合がほとんどです。
腰やひざなど「複数症状がでている場合」や、不妊症や自律神経症状などの「全身の症状」は身体全体を一つとしてとらえ治療する必要が生じます。
こういった場合は鍼灸師の、全身の状態を観察する技術・全身の状態を整える技術が必要です。当院は身体全体の症状を診る意識を持った治療院です。
□ 学会などで勉強を続けています。
鍼灸院では、東洋医学・西洋医学の両方の立場からアドバイスを受けることができるのがメリットです。
病院で聞けなかったこと、不安なことを解決できる場として役立てるよう、私達は日々勉強を重ねています。
医学は常に進歩していますので、学会などで最新の医学的知識や鍼灸技術を学び、常に新しい専門の知識をもった治療院を目指しています。
そして、独自な活動グループ(もくの木会)に参画し、小児はり・お灸教室などのボランティア活動を通して、地域支援事業にも取り組んでおります。
□ 経絡鍼灸研究会(経鍼会)について
施術者が所属している経絡鍼灸研究会とは、東洋はり医学会由来の脈診流経絡治療による、はり専門家を育成する中四国を中心とした鍼灸師の学術団体です。
毎月のように集い、鍼灸の技術習得に励んでいます。
□ きちんとした説明と治療計画、個別指導を行います。
鍼灸院に行って、はりをしてもらった。
しかし、先生から今ご自分の身体の状態がどうなのか、次はいつ来たらいいのか、そもそも治療にはどれくらいの期間がかかるのか・・?
説明がなく戸惑ったことはありませんか?
患者様の症状、体質によって、治療の進めかたには個人差があります。
当院では施術後に必ず現在の身体の状態と、今後の治療計画や見通しについてお話しをさせていただいております。
お帰りに施術計画書をお渡ししておりますので、ご自宅に帰ってからも治療の間隔がわからずいつ来たらいいの?ということもありません。
また、はり灸を受診しようかなと思うきっかけになった症状以外にも気になることがあればお気軽にご相談ください。トータルで改善に導くお手伝いをさせていただきます。
♣︎ 脉診流経絡治療
当院が行っている「脈診流経絡治療」とは、東洋医学の4つの診断法をベースに身体全体の状態をとらえ、症状の根本原因を突き止めることによって、その原因にはり・灸をほどこし症状の改善や消失をはかる治療法です。
東洋医学の4つの診断法とは・・
1. 望診: 身体や顔色を見て観察する
2. 聞診: 声の質やにおいを聴いたり嗅いだりして感じる
3. 問診: 患者様の症状・生活習慣などの情報を会話を通して知る
4. 切診: 触診や脈診により実際に施術者が患者様の身体を触って観察する
の4つになります。
東洋医学では、4つの診断法のどれが欠けても正しい診断にたどり着くことはできないのですが、当院の行う「脈診流経絡治療」では4.切診の「脈診」を特に重視しております。
「はり」をすることで脈の状態がゆっくりになったり、艶がでたような感じになったりと、全身の血流の流れが変わります。
脈の変化を確認することで、患者様の身体の変化を知ることができ、これから症状がどんな状態に向かっていくかも予測することができます。
ごく浅く、さりげない「はり」で身体の全体調整ができ、また今後どのように症状がよくなっていくか知ることのできるはり治療・・これが当院の「脈診流経絡治療」なのです。
脈を診て診断したり、鍼の操作も繊細な技術が要求されるため、当院の施術者は「東洋はり医学会」に所属し、日々技術の向上に努めております。
□ 脈診について
東洋医学では、人の身体は五臓六腑によって身体が保たれていると考えられています。
五臓とは、肝・心・脾・肺・腎の5つ
六腑とは、胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦の6つ のことを言います。
ここで注意したいのは、現代西洋医学的に言われている臓器とは少し性質の異なるものです。たとえば、肝だから「肝臓」、腎だから「腎臓」とダイレクトに表現しているわけではないのです。肝と「肝臓」は働きが近いですが、異なるものです。
普段はこの五臓六腑のバランスがうまく調整されていることにより健康が保たれていますが、バランスが崩れてくると顕著に身体の表面に現れてくる場所があります。それが「脉」と「お腹」なのです。当院では、患者様の訴える症状はもちろんですが、この脈とお腹についてもしっかりと観察し、症状の根本原因を特定します。
□ 五臓六腑をうまく働かせるためには
五臓六腑をうまく働かせるためには、生命エネルギーである「気」と「血」が経絡という身体の通路を、滞りなく循環していることがとても重要です。
気も、血も同じくらい重要な生命エネルギーですが、違いをあげるとすれば気は目には見えず、経脈の外を流れ、血は血液や体液のように形を成して経脈の内側を流れています。いずれも身体にエネルギーを回しています。
ところが、生活していく上で、内外その他のいろんな要素により、経絡の流れに変動が出て、気血が滞ることがあります。
そうすると、五臓六腑にうまく気や血が行きわたらなくなってしまうのです。エネルギーが足りない!という臓腑、エネルギーが過剰すぎて飽和状態になっている臓腑と本来は均等にエネルギーが回っていなければならない身体の臓腑の働きに差がでてしまい、身体の全体の機能にゆがみが現れ、不調となって表面に出てきてしまいます。
そこで脈とお腹についてもしっかりと観察し、臓腑間に起こっているゆがみを取る治療を行います。
すなわち、エネルギーが足りない臓腑には「補法」といってエネルギーを満たし、エネルギーが過剰になって飽和状態にある臓腑には「瀉法(しゃほう)」といって余分なエネルギーを取り除く処置をします。
こういった治療を行うことで、気血がスムーズに全身を流れ、五臓六腑に均等にエネルギーが回ります。身体のゆがみが無くなるので不快が症状が消失するのです。
□ 「なんとなく調子が良い」の積み重ね
慢性病・内臓疾患・アレルギー疾患や病院の治療でも余り効果が出ない疾患など難治性の症状も、経絡治療を行う事で、「なんとなく調子が良い」と感じられてきます。
治療を継続する事により、その「なんとなく調子が良い」の積み重ねで、「あっ、そう言えば治ってた」と感じる事ができるのです。
ぎっくり腰や寝違えなどの急性症の場合は、その場で楽になる事も多々あります。
是非この機会に経絡治療をお試しになってみてはいかがですか。