もくの木ブログ

2018.10.29

🎵「音」だより

「音」のライブはやはり良い。かなり良い。

フラメンコのライブを堪能しました。

知人のhideさん(ボーカル)nanaさん(ダンサー)が出演、高松「バル・マル・エスパーニャ」でのライブ、素敵でした。

hideさん(ボーカル)は圧巻、すごい。nanaさん(ダンサー)はステキ。

またお邪魔します。

2018.05.09

🎵「音」だより

治療院で流れている「音」、夕刻からもピアノ・ベースの音になっていますが、院長の気まぐれで日替わりで変わります。ビル・エバンス、キース・ジャレット、ミッシェル・ペトルチアーニ、坂本龍一、etcなどが多いようです。

院長の最近のお気に入り、治療中はあまり流れないですが、ジャズピアニストのアーマッド・ジャマル(Ahmad Jamal 1930年7月2日生)、「音」が気に入っています。

アーマッド・ジャマルさんは1951年に初録音。現在も現役で演奏活動をされています。現在88歳、音楽活動70年近く・・カッコイイ・素敵です。 現在も「音」が新鮮・・カッコイイ・素敵です。

(26歳頃のジャマルさん)

 

 

 

 

 

 

 

 

(84歳のジャマルさん)

 

2018.04.23

📷「写」だより

きなし盆栽祭りに行ってきました。

枯らしてばかりですが、懲りずにひとつ手に入れました。

2018.04.17

📷「写」だより

治療院のファサードの植え込みも春めいてきました。

2018.04.11

🎵「音」だより

治療院で流れている「音」、午後もピアノ・ベースの音になっています。ジャズ・ピアノ・トリオ、「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ」の音が6割ぐらいしめているようです。

幅広いジャンルの楽曲をジャズ・アレンジングで、耳ざわり良いアレンジングが素敵だと思います。ジャズに傾倒されている方々には軽く感じるかと思いますが、治療院ですので良いかと思っています。アレンジングが本当に素敵だと思います。

1989年に結成、数回のメンバーチェンジを経て現在に至っているようです。ピアニストのマーク・ヴァン・ローン(p)はビル・エヴァンスから強い影響を受けているようです。

2018.04.06

☕️「もくの木」て、どんな木。②

当治療院名の「もくの木」という樹木は存在します。

もくの木ブログ(2016年9月14日投稿)「「もくの木」て、どんな木。①」では「・・・あまり詮索せず、架空の木でいいかなぁ・・・と思っています。」と表現しましたが、見つけました!

知人の勧めで、花見の下見がてらに西山崎町の綱敷公園あたりを散策していますと、ありました。「大石さんのモクノキ(通称「モクノキ」)」との表記!

とうとう見つけました。昔、高松の西の方ではムクノキをモクノキと言っていたようです。

何かスッキリしたようで、架空でいたかったような・・・。

 

2018.04.04

🎵「音」だより

治療院で流れている「音」は、開院以来、ほとんど変わっていないことに気づきました。

特に午前中はピアノのソロ、ピアニストは「インブリット・ヘプラー」さん、「モーツァルト:ピアノ・ソナタ集」というところです。

クラッシック音楽に詳しくありませんが、ヘプラーさんの音が気に入っています。ヘプラーさんはオーストリア出身で1926年生まれ、現在92歳となります。1986年に録音された音源のようです。

治療院に流れる「音」として、重くなく、明るく、感じよくというところから、モーツァルトの楽曲とヘプラーさんのピアノのベストマッチと気に入りました。時々「辻井伸行」さんの演奏もピックアップしています。辻井さんもいいですね。

気がつくと、午前中はずーと同じ「音」が流れています。ヘプラーさんお元気でいらっしてください。

2018.01.03

🌅 新年 明けましておめでとうございます

新年 明けましておめでとうございます。

 

2017.10.01

🌳9月24日(日) もくのき会・小児はり体験会 ご参加ありがとうございました。

今回は、お母さんのサポーター「こどもの夜尿症・治し隊」、夜尿症をテーマにお話しもさせて頂きました。
秋晴れの清々しい天候でした。小児はりに興味をもたれた方々、ご参加して頂きありがとうございました。
おねしょと夜尿症、赤ちゃんのおねしょは当たり前、でも将来少し不安、お母さん・お父さん方、真剣に聞いて頂きました。

ありがとうございました。次回もご期待ください。

 

2017.07.24

🌳7月23日(日) もくのき会・小児はり体験会 ご参加ありがとうございました。

今回は、お母さんのサポーター「こどもの夜泣き・治し隊」、夜泣きをテーマにお話しもさせて頂きました。
蒸し暑い天候でしたが、小児はりに興味をもたれた方、赤ちゃんの育児に悩まれている方など、参加して頂きありがとうございました。
夜泣きのお話しも、お母さん・お父さん方、真剣に聞いて頂き、割とゆったりした時間の流れの体験会だったかと思います。子供たちも少しお友達になったような。
また、お母さん方のお話しから、次回に繋げる課題も頂きました。
次回は2ヶ月後、9月24日(日)に予定しています。乞うご期待!
協賛治療院等「もくのき会」スタッフ、お疲れさまでした。そして応援に駆けつけて頂いた杉本先生と赤ちゃん、ありがとうございました。                                                                                                          IMG_0793

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2017.06.27

🌳 6月25日 小児はり 親子相談/体験会 ご参加ありがとうございました。

小児はり 親子相談・体験会 「もくのき会」にご参加頂き、ありがとうございました。

当日は雨模様の天候でしたが、小児はりに興味をもたれた方、赤ちゃんの育児に悩まれている方など、参加して頂きありがとうございました。

スタッフ共々、しっかりお話を受けながら小児はりの体験をして頂いたつもりですが、デリケートな部分は治療に繋げて頂けると幸いです。

また、お話を受けながら新たな課題(相談される方のお悩み)も見えてきましたので、次回に繋げたいと思います。次回は1ヶ月後、7月23日(日)に予定しています。乞うご期待!

協賛治療院等「もくのき会」スタッフ、お疲れさまでした。そして応援に駆けつけて頂いた大麻先生、ありがとうございました。

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2017.03.31

♣ 不妊の悩みと鍼灸ケアについて

不妊症とは、病名ではなく、避妊をしていないにも関わらず、2年以上妊娠に至っていない状態のことを言います。

〈不妊の原因とは〉

不妊の原因は、男性因子40%、女性因子40%、原因不明20%と言われています。決して女性だけの責任ではないのです。

妊娠とは、本来、心身ともに健康であってはじめて成立するものです。健康な方が余剰エネルギーで子宮の中で新しい命を育て、出産に至ることができます。ところが、現代の不妊で悩んでいる方の多くは、慢性的に冷えで悩まされていたり、疲れがいつまでも取れなかったり、ストレスでイライラや疲弊していたりと、とても「心身ともに健康な状態」とは言えないケースが多いのです。

このような状態で、自然妊娠に至らず、一般不妊治療から高度生殖医療・・人工授精(AIH)や体外受精(IVF)、そして顕微授精(ICSI)とステップが進んだとしても結果が出ず、落ち込み、もう赤ちゃんをあきらめてしまおうか・・という方も大勢いらしゃいます。

西洋医学では不妊には以下のような原因があると言われています。

  • 排卵因子(卵が育たない)
  • ピックアップ障害(卵子が正常に卵管采に取り込まれない)
  • 子宮頚管因子(精子が子宮に入れない)
  • 卵管因子(卵管狭窄・卵管閉塞・卵管水腫)
  • 受精しない(卵子と精子がであっても受精できない)
  • 受精卵の成長が止まる(受精したのに卵の成長が止まってしまう)
  • 子宮因子(着床しない)
  • ストレス(仕事や環境の変化によるストレス)
  • 配偶者側に原因(勃起障害・乏精子症・精子無力症・無精子症など)
  • まず、不妊治療や体外受精を行ったが、なかなかうまくいかない方へお伝えしたいのは、なかなか子供に恵まれないのは検査ではわからないところに原因があるかもしれないということです。

東洋医学では昔から、妊娠・安産には温かいカラダと言われています。

不妊には、「冷え」をとる鍼灸はとても適した治療法です。不妊症のことを「腎」の不足と考えています。では、「腎」とはいったい何のことでしょうか?

「腎」は単に腎臓のことを言うのではなく、生殖器をつかさどり、誕生・成長・生殖・老化に至る一生の身体を調整している総称です。ホルモンも含まれます。生殖器に関わりが大きい「腎」は妊娠・出産にとって、大事な役割を果たしているのです。腎が不足している状態というのは内臓、子宮、卵巣、精巣などが正常に機能できず、子宮内膜症、月経異常、排卵障害、また機能性不妊、冷えなどが起こり、妊娠しにくい体となってしまっていると考えられます。

もともと身体の力が十分でないのに、高度生殖医療を受けても良い卵が採卵できなかったり、うまく子宮に着床したとしても、流産してしまう悲しい結果が起こるケースが少なくありません。それは身体の方で、「このお母さんの身体は妊娠が維持できる身体ではないから、赤ちゃんを育てる力がない。外にだしてしまおう」と拒否反応のようなものを示すのですね。だから妊娠が維持できないし、そもそも良い卵子が採卵できないのです。

〈不妊の鍼灸治療とは〉

鍼灸治療では、全身の気、血液、水のめぐりを整えていきます。そうして、人間が本来もっている自己治癒能力を高め、心身のバランスを整えていきます。冷えによる血行の悪さは不妊症の方に多くみられる症状です。冷えにより子宮、卵巣がうまく働いていないことが多く、血液の流れを良くする治療は冷えの解消に最も有効だといえます。全身に停滞していた流れを良くすることで、卵巣や子宮などの臓器に元々持っていた本来の働きを取り戻し、元気になることで妊娠のしやすい体に変わっていきます。

産婦人科などでの不妊治療との併用治療も相乗効果が大きいのです。

赤ちゃんが育ちやすい子宮環境づくりが重要ということです。

 

2017.03.29

♣ 産後の悩みと鍼灸ケアについて ②

〈東洋医学に基づく産後鍼灸ケア〉

子宮の戻りが遅れる、悪露がいつまでも続く、産褥熱が出る、また、乳腺炎や膀胱炎、マタニティーブルーや産後うつなど、産後の悩みを見てきましたが産褥期の経過は人によってさまざまです。

〈なぜ、産後の肥立ちが良い人もいれば、悪い人もいるのでしょうか?〉

その違いは、その人の治ろうとする力、すなわち自己治癒力の強さによるのです。

自己治癒力とは、病から身体を守る免疫力や傷の修復能力、細胞が生まれ変わる再生能力や憂うつや落ち込んだ気持ちから立ち直る力などを言います。生命を維持して健康に生きていくために必要な力を総称して自己治癒力と言います。全ての人の身体に本来備わっているものです。

そして、出産後、元の身体に戻ろうとする回復力もこの自己治癒力の1つです。

〈では、なぜ自己治癒力は低下してしまうのでしょうか?〉

東洋医学では昔から「冷えは万病の元」と言われてきました。冷えは、人に本来備わっている自己治癒力を低下させてしまいます。みなさんの身体には疲れが必ずたまっています。疲れとは、仕事の内容、人間関係、食生活、生活習慣、これまでにかかった病気やけが、交通事故などが元になるものです。

そして、これらの要因が重なり合いながら、気血の流れ(血流)にかたよりやとどこおりが起こり、だんだんと身体の芯が「冷え」、自己治癒力が低下していきます。この冷えを「根元的な冷え」といい、様々な病の根本原因と考えています。近年、現代医学においても、免疫力の低下や自律神経の乱れが冷えと関係していると言われるようになってきました。

〈妊娠・出産は身体にとても大きな負担となります〉

特に出産にともなう出血や体力の低下は、気血の流れ(血流)に乱れを起こし、一時的に大きな「冷え」を生じます。そして、自己治癒力(回復力)が低下し、子宮復古不全を招いたり、悪露がいつまでも続いたり、菌への抵抗力が落ち膀胱炎や乳腺炎、産褥熱が出たりするのです。また、「冷え」は精神面にも影響が及び、産後うつを招くこともあります。

〈産後の鍼灸治療とは〉

鍼灸治療とは、「人が本来持っている自己治癒力がきちんと働くように導くこと」です。

産後、辛い症状が起きるほど低下してしまった治癒力は、自分の力だけでは回復が難しい場合があります。鍼灸治療はこの治癒力がきちんと働くように手助けをします。心と体が元気になる鍼灸治療は、産後ケアにとても適した治療法です。

 

2017.03.28

♣ 産後の悩みと鍼灸ケアについて ①

赤ちゃんを出産後、お母さんの体は妊娠前の元の身体に戻っていきます。この時期を産褥期(産後の肥立ち)といい、6週間~8週間と言われています。産後に身体と心が順調に回復していくことを、昔から「産後の肥立ちが良い」と言われてきました。

妊娠・出産は女性にとって、肉体的にも精神的にも大きな負担がかかります。特に産後は、出産時の出血や哺乳のために、血液が不足しやすい時期です。

そして、この時期には、悪露(おろ)がいつまでも赤い、高熱が出る、排尿時に痛む、乳房がはれて痛む、マタニティーブルーや産後うつなど、さまざまな悩ましい症状が起こることがあります。

ここでは、産後の症状と原因、そして東洋医学に基づく鍼灸治療の有用性についてお話します。

〈産後の悩ましい症状〉

〈悪露がいつまでも赤いとき〉

悪露とは、出産後に胎盤がはがれたあとの出血や産道の傷からの分泌物、粘液や細胞組織のかけらなどが混じり合って排泄される分泌液のことです。子宮組織が回復してくるので、悪露の色も薄く、量も少なくなっていきます。

しかし、10日以上をすぎても血が混ざったような赤い色をしている場合、子宮復古不全の疑いがあると言われています。

子宮復古不全とは、子宮の収縮が十分でないために子宮の回復が遅れることです。

悪露は産後3~6週間ほど続きます。子宮が収縮するにつれて、子宮内の傷も治り、出血もだんだんと減ってきます。

原因として、子宮内に胎盤の一部や卵膜のかけらなどが残っている場合や、悪露が出にくくなっている場合、また、子宮収縮を促すオキシトシンというホルモンの分泌が少ない場合などが考えられています。

子宮の回復が遅かったり、家事や仕事を早くからやり過ぎたりすると、いつまでたっても赤色の悪露が続くことがあります。

悪露の状態は、子宮の回復を示すバロメーターと言えます。

〈高熱が出るとき〉

産後2~3日したころ、突然38度~39度の高熱がでることがあります。これは産褥熱と言われています。

分娩の時にできた子宮壁や膣壁の傷から細菌が入ったことが原因です。出産後に体力が低下したために免疫力が落ち、体内で菌が繁殖したものと考えられています。また、悪露が停滞すると、細菌が増えやすい環境となるため注意が必要です。

他に、腎盂炎の場合も40度を超えるような高熱が出ます。細菌が尿道に入り、感染することがあります。産後は、子宮や膣、外陰部などさまざまなところに傷があるため、細菌に感染しやすい状態なのです。

産褥熱は、昔は母体の生命にも危険が及ぶために恐れられていましたが、現在では、分娩時に予防処置もとられるため心配は少なくなっています。

〈排尿時に痛むとき〉

尿の回数は多いのに、1回の尿の量は少なく、排尿時に痛みを感じる場合は膀胱炎の可能性があります。膀胱は産道と隣り合っているので、出産時の圧迫で傷がついたり、尿が出にくくなったり、細菌にも感染しやすくなるためです。悪露の手当てをきちんとして、清潔を保つことが大切です。

〈乳房がはれて痛むとき〉

これは、初産に多く見られる乳腺炎です。乳房が赤くはれて痛み、硬く、熱を持っている、などの症状があります。寒気がして38度以上の熱が出ることもあります。乳腺炎は、乳首の傷から細菌が入り、炎症を起こすことが主な原因と言われています。産後2~3週間になることが多いようです。

〈マタニティーブルー・産後うつ〉

マタニティーブルー・産後うつの原因は、西洋医学ではまだはっきりとはしていませんが、出産後はホルモンバランスが激変するため、これが精神状態に影響して起こると考えられています。マタニティーブルーは一過性の情緒不安定で、ちょっとしたことで憂鬱になったり、涙もろくなったり、イライラしたり、落ち込んだりします。症状は出産後2~3日以内にあらわれ、10日ぐらいで軽快します。通常、ホルモンバランスは1~2週間で妊娠前の状態に戻り、気持ちも自然に落ち着いてきます。

一方、産後うつは産後2~3週間から数カ月以内にはじまり、気持ちが落ち込み、終日ふさぎ込むなど心の症状があらわれます。一過性のマタニティーブルーとは違い、症状が1カ月、長いと年単位で続くと言われています。不安、不眠、食欲不振など身体的な症状を伴うこともあります。

2017.01.24

♣ 逆子について

〈逆子とは〉

妊娠の早い時期から赤ちゃんは、お腹(子宮)のなかで動いていますが、妊娠28週くらいから頭が下(頭位)になり安定するようになります。妊婦検診で28週くらいか、それ以前に逆子と判明しても、たいていは出産までに自然に治るので様子をみて下さいと言われることが多いです。

妊娠28週を過ぎると産科や助産院で逆子体操を勧められることが多く、逆子が問題になるのは28週くらいからです。

〈逆子の原因〉

東洋医学的には逆子は母と子の陰陽関係がおかしくなっている状態なのです。主な原因は母体にあります。お母さんの体のバランスが崩れていることによって起こるといわれています。たとえば、冷えが原因のことがよくあります。

昔から、「頭寒足熱」と言いますが、頭は冷めて足が温かいのが健康的です。頭は陽の部位ですから、冷えてバランスを保ち、足は陰の部位ですから、温かくしてバランスが保ちます。もし、母体の下半身(陰)が冷えていれば、胎児は頭を守るために頭を上に向けているとも考える事ができます。

このように考えると逆子は胎児が自分の体を守ろうとする一種の防衛反応と言えます。

〈なぜ逆子はダメですか?〉

赤ちゃんが出産時に頭から出てくるのが正常ですが、逆子の場合は出産時に足やお尻が先に出てきて、最後に頭が出てくることになります。大きな頭が最後に出てくるということは、かなりの危険が伴ってしまいます。
そのため逆子はほとんどの場合で帝王切開での出産となります。帝王切開で出産をされた方の場合、のちのち腰痛が出てくるということもよくありますし、そして、自然に分娩した方が身体の回復も早いと言われます。

〈西洋医学の逆子に対する対応〉

自然に治るのを待つ

自宅での逆子体操の指示

児背を上にした側臥位の指示

35週頃 外回転術(張り止めの点滴をしながらお母さんのお腹の肌を通じて胎児を外から医師の手の力で回すという方法もありますが、外回転術には、適応妊娠週数とリスクもあり、実施して下さる産科医の先生もとても少ないのが実情です。)

臨月(妊娠36週)でも治らなければ帝王切開をしましょう。 という流れが多いようです。

〈東洋医学の逆子に対する対応 
〉

東洋医学的な逆子治療はお灸と鍼を組み合わせて行うことによって下腹部を間接的に温めること事で逆子が治る可能性があるということです。

鍼灸は昔から逆子の治療に使われてきたとても有効的な伝統的な方法です。

現代医学の研究では「至陰」などのツボに温灸療法を施し子宮の緊張緩和、胎動増加、子宮周囲の体表面温度の上昇が認められ胎児の自己回転する環境が作られたことにより、逆子を矯正することができるという報告があります。

〈治療時期〉

妊娠の27週くらいまでは全体の30~40%の方が逆子であるといわれています。ですから27週までは逆子治療は必要ないと思います。

28週以降で逆子の場合には、治療は通常、週に数回のお灸治療を行います。 時期は妊娠28週~35週まで出来ますが、その早い週ほど良い結果がでています。

これ以上の治療で改善しなかった場合は、何らかの原因があるように思われます。それでも根気よく治療していけば治る場合もあります。
※胎児が2300gより大きくなると子宮の中で回転するのが困難になります。

〈逆子で注意することは?〉

保温を心がけ無理をせず ゆっくり休むことが、とても重要です。

家事程度はよいですが、意識して行っている運動
、長時間のウォーキング、マタニティ向けの運動の習い事などは一時お休みして下さい。(尚、逆子が治れば反対に適度な運動は積極的に行っていただきたいものです。)
体が冷えると体が硬くなるのと一緒で、子宮も冷えると硬くなりやすくので、夏でも生足厳禁 体温より低い飲食は避けましょう。常に、ゆるめ、かつ、あたたかにして、ゆったり過ごすことも大事なことです。

2017.01.22

🌳 開院1周年を迎え

番町もくの木鍼灸院は、本日、一月二十二日で、開院1周年を迎えました。

新天地での開院、改めて一からの再出発となりましたが、皆様の温かいご支援もあり、治療を通じて皆様の健康と向かい合いながらの日々を送ることができました。

小さな治療院ではありますが、皆様の治療に専念していきたく所存であります。

何卒変わらぬご鞭撻とご厚誼を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2017.01.20

♣ 妊娠中の悩みと鍼灸ケアについて

東洋医学では昔から、安産には温かいカラダと言われてきました。

妊娠中のさまざまな悩みには、「冷え」をとる鍼灸はとても適した治療法です。全身の血流が良くなり、悩ましい症状が改善されます。

〈逆子〉

お母さんの下半身が冷えていると逆子になることがあります。逆子は、30週~34週ぐらいまでなら治りやすいと言われています。35週をこえると戻りにくいと言われますが、37週ぐらいまでは赤ちゃんが動けるスペースがあれば直ります。

逆子治療にはお灸がとても効果的です。

〈お腹のはり〉

お腹のはりには、生理的なはりと子宮収縮によるはりがあります。強いはりや痛みは切迫流産などの可能性もあるので医師に診てもらうことをお勧めします。鍼灸を続けていると血流がよくなり、お腹のはりがとれて赤ちゃんがよく動くようになります。

〈つわり〉

つわりの起こる理由は医学的にもまだはっきりしていません。ホルモンバランスや不安などの精神的な要因が関係しているのではないかと言われています。

鍼灸はこれらと密接に関連している自律神経にアプローチします。心身がともにリラックスして、症状がやわらいできます。

〈便秘〉

妊娠してから便秘に悩まされる人は少なくありません。お腹が大きくなってくると便が硬くなり痔になりやすくなると言われています。ホルモンバランスの影響や腸が圧迫されるためと考えられています。

お灸を続けることで腸の働きが活発になり、便秘は改善されていきます。

〈腰痛〉

妊婦さんの腰痛は、腰からおしりにかけて痛みが出やすくなります。体の重心の変化やホルモンバランスの変化のためです。

鍼灸により体が温まり、血流が良くなることで痛みはやわらいでいきます。痛み止めが使えない時期に鍼灸治療は最適です。

〈股関節痛・恥骨痛〉

股関節や恥骨に痛みが出てくる人もいます。出産に備えて骨盤周りの靭帯がゆるむためです。

これらの症状には鍼灸がよく効きます。

〈足がつる〉

寝ている時に足がつることがあります。

お灸や鍼で血行を改善することで足はつらなくなります。

〈安産のために〉

鍼灸は冷えをとり気血の流れを整えるので、精神安定作用もあります。出産に備えてからだを温く保ち、身心ともにリラックスしてください。鍼灸は副作用がないので、安心して治療を受けていただけます。

2017.01.01

🌅 新年 明けましておめでとうございます

新年 明けましておめでとうございます。

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2016.10.21

♣︎ アトピー性皮膚炎について

アトピー性皮膚炎の主症状は、痒みを伴う湿疹です。

湿疹は、成長の時期によって湿潤性(じくじく)・乾燥性(カサカサ)へと変化していく傾向があります。

〈気管支喘息〉〈アレルギー性鼻炎〉〈アレルギー性結膜炎〉を合併することもあります。

またアトピー性皮膚炎の皮膚は防御機能が低下しているため、様々な細菌・ウイルス感染症を合併しやすくなります。

皮膚の痒みはもちろんのこと、皮膚の紅斑や苔癬化により外見にも変化が生じるため、肉体的・精神的苦痛を強いられる場合があります。

アトピー性皮膚炎の原因

アトピー性皮膚炎の原因は不明です。様々な可能性や関連性を指摘されていますが発症の機序は明らかにされておりません。アトピー性皮膚炎発症患者には血清IgE値の上昇などアレルギー反応が起きていることが殆どで、何らかの免疫異常が指摘されています。ただし、IgE抗体だけが原因ではない場合もあるようです。

当院の施術

アトピー性皮膚炎が発症していると、防御機能低下により体に悪さをする細菌やウイルスが感染し悪化しやすくなります。その上、免疫異常のため、様々なアレルゲンにも過剰なほどの炎症反応を示します。

この様な状態が改善せず皮膚炎が長期化すればするほど、表皮の破壊が続いてしまい回復が遅れてしまいます。一口にアトピー性皮膚炎と言っても、症状の程度(重症度)も人それぞれ。

強い症状がなかなか治まらない方は、問題点を整理しながら的確な施術を行うことが最も重要と考えます。そのため、当院では症状の程度により段階を追って治療を進めてまいります。

 1. 今起きているひどい炎症を終息させる。 

現在起きているアレルギー反応の原因を特定し、特定したアレルゲンから回避すること。詳しくお話をお伺いして、食事・空間・生活様式の中にあるアレルゲンを洗い出し、一旦そのアレルゲンを除外する必要があります。現在起きている炎症を徹底的に納めなければ次の治療ステップにいけません。

2. アレルギー反応で疲労した新体組織の回復を促し、病気を治癒させるための体力(気)を養う施術。

この段階から、原因で述べたようなあなたの体質・体調によって行う施術が異なります。例えば、痒さで眠れなければ寝ていただくための治療、痒さでイライラするなら精神的な安定を促す治療、食欲が無く下痢気味なら止瀉し消化器を助ける治療が必要です。

3. 免疫異常を修正する。ここが完治に向けた根気強い治療です。

あらゆる抗原に対する過剰な免疫反応は、体の防御機能が亢進して暴走している状態です。つまり、身体の恒常性(ホメオスターシス)の崩れ=東洋医学でいう正気の衰えによる反応なのです。ですからこの段階では、自律神経の働きを正常にする治療に力を注いでいきます。

これを実現するには、全身調整が必須となります。失調した自律神経機能を整え、合併したアレルギー症状を治めることが必要です。鼻炎があるなら鼻炎にも対処することがアトピー性皮膚炎の早期回復に繋がります。

「皮膚への末梢循環(マイクロサーキュレーション)を改善」し、正常な免疫機能を持つ表皮や角質層を産生する『表皮ケラチノサイトの代謝機能を正常化』するお手伝いをします。

2016.10.12

♣ 生理痛について

生理痛と一口に言っても、原因も症状も多岐に渡り様々な病状を呈します。

ここでは、大きく以下の二つに分けて説明します。

〈月経前症候群〉(PMS:PreMenstrual Syndrome)

・主症状は、月経の3~10日前に現れる不快な症状群。

イライラ・怒りっぽい・抑うつ・不安などの精神症状。

乳房痛・頭痛・腹部の膨満感、浮腫などの身体症状。

月経開始と共にその症状が減退または消失する。

40歳位から更年期に多いとされ、無排卵性月経では起こりません。

 〈月経困難症〉(Dysmenorrhea)

月経開始とともに出現。

下腹部痛・腰痛・悪心・めまい・頭痛などが強い。

これらの症状が日常生活に支障をきたし、治療を必要とするもの。

 

生理痛の原因

〈月経前症候群〉(PMS:PreMenstrual Syndrome)

現代医学では、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの体内バランス不均衡や内因性オピオイド、セロトニンの関与などが考えられているが、原因不明です。排卵日(月経初日から数えて14日目前後の1日)から次月経の前日までを経前期と言います。

この時期は、女性の身体の中は受精卵の着床・正常な妊娠に適した状態にするために、子宮へ東洋医学でいう気・血・精といういわゆるエネルギーが注ぎ込みます。このように経前期は、多くの栄養を含んだ気・血・精が子宮に溜まっていく時期です。この状態を表現するならば、エネルギーが子宮を中心に上半身に集まって溜まっている状態です。充実した気・血・精が一定の箇所で過剰となり、特に他の悪化要因と重なり〈気滞(きたい)〉という状態になった場合、腹部の膨満感乳房の張痛(ちょうつう)、上下の交通不良による下肢のむくみ、気の流れが滞った状態はイライラ精神的な抑うつが高まりやすくなります。これは月経初日に近くなるほど強まる傾向にあり、この時期に強い症状が出て日常生活を営む上で障害となることがあります。

〈月経困難症〉(Dysmenorrhea)

〈機能性月経困難症〉と〈器質性月経困難症〉とに分類されます。

以下の内容は、前者の〈機能性月経困難症〉を対象にしています。

現代医学において、機能性月経困難症の原因は様々な説があります。一例として、プロスタグランジンをいう子宮内膜で生成される発痛物質が原因であるとも言われています。

月経開始から7日目前後の来潮期間を行経期と言います。この時期は、子宮内の環境を維持する必要がなくなったため、子宮に充満したエネルギーを排出し新たな周期に入る時期です。体外には目に見える血という形でエネルギーを排出するため、子宮内は空虚になり生理的に血を失った状態〈血虚(けっきょ)〉になります。大きく体内の状態が変化し、心身ともに大変不安定になりやすい時期でもあります。この時期の下腹部や腰部のだるく痛い感覚は、東洋医学では酸痛(さんつう)と言って血が失われた虚(うつろ)な状態が現れています。血の失われ方が急激だったり、長期に渡り結果的に多く失われると、それらの症状は強く出現します。また、子宮内に血が残って時間が経つと〈瘀血(おけつ)〉と言って不必要な物質となり、痛みの原因となる可能性があります。この場合、血虚の酸痛とは異なって刺痛(しつう)、刺すような鋭い痛みを感じやすくなります。

女性は、月経という生理周期によって体内のバランスが崩れやすい。男性とは大きく異なる点です。

当院の施術

現代医学においては、月経前症候群・月経困難症ともに対症療法で、起きている原因そのものを改善する治療法はありません。

大部分の女性は、月経前後に何かの症状があると思います。当院では生理的な範囲を超えて、日常生活を営む上で問題になるほどの苦痛を治療対象として施術していきます。例えば、痛み止めを服用しなければならない程の痛みに対しては、鍼灸施術を受けることをお勧めしています。

治療方法は個人において異なります。しかし、東洋医学では女性が健康でいるために、体内のバランスを整えて気・血・精の分布を平衡に保つ事が、月経の問題を解消する近道であると考えられています。これは、生理痛に限った事ではありません。月経不順も不妊症も同じです。

当院では、とにかく今ある痛みを取り除くため、余剰となっているエネルギー(気・血・精)をある程度分散させる施術を行います。その後、弱っている機能を回復する施術を行います。

個人差がありますが、痛み止めなどの服薬が必要なくなるのに2回~3回の周期を目標に計画をご提案しています。痛み止めのお薬で症状をマスクするのとは異なり、根本的な原因に対して行う施術ですので体質の改善が目的になります。

2016.10.11

☕️ 秋晴れ、秋祭り。

10月10日、日本各地で神社の秋祭りが盛んに行われています。

地方ののどかな秋祭り。掲載写真は国分寺町にある楠尾神社の秋祭り。

「獅子舞」が15頭(かしら)と「奴のねり」が御下がりを盛り上げます。

のどかな秋晴れの秋祭り。

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2016.10.05

♣ 耳鳴りについて

♣ 耳鳴りについて

耳鳴りとは、耳の中、あるいは頭の中で本来ないはずの音が聞こえている状態を言います。蝉が鳴いているような「ジー」という音であったり、高音の「キーン」という音であったり、低めの「ゴー」という音であったりします。

また、耳鳴りの多くは〈難聴〉〈めまい〉〈耳閉感〉などの耳症状を伴います。難聴の50%以上に耳鳴り耳鳴りの75%以上に難聴があるといわれています。

耳鳴りによって不眠や鬱にまで発展することもありますが、ご本人のつらさが客観的に分かってもらいにくいため、患者様の精神的苦痛が増すケースが多いようです。

耳鳴りの鑑別について

耳鳴りには、【他覚的耳鳴り】と【自覚的耳鳴り】という分類があります。

【他覚的耳鳴り】外部からも聴くことのできる耳鳴りです。つまり、実際に聞こえる音ということです。耳のそばに聴診器を当てたりすると他の人も聴くことができます。音の原因は耳の中の筋肉の痙攣、鼓膜の異常、顎関節の発する音、血管の拍動などが考えられます。 中でも血管の拍動による耳鳴りでは、血管の病変が考えられます。これは、脳に向かう動脈に瘤ができるなどの理由で雑音が起こるものです。この音は、心臓の拍動に合わせて聞こえるのが特徴です。このような場合は血管が裂ける危険性があるので、すぐに脳神経外科や耳鼻咽喉科を受診してください。

【自覚的耳鳴】(非振動性)自分にしか聞こえない耳鳴りで、ほとんどの耳鳴りはこちらに属します。 難聴をともなうことが多く、難聴の程度もほとんど自覚のない軽いものから、生活に支障をきたすほど重いものまでさまざまです。人口の1割か2割の人は耳鳴りを経験するといわれ、65歳以上では3割もの人が耳鳴りを経験しているといわれています。とはいえ、その全ての人が耳鳴りに悩まされているわけではありません。耳鳴りがあっても気にならない人も多いのです。なお、非常に静かな環境にいると「シーン」という音が聞こえることがありますが、これは生理的な耳鳴りであり、全く問題ありません。

耳鳴りの原因

耳鳴りの原因は、耳の病気や全身の病気である場合もあります。あるいは薬の副作用としても起こり得ます。 ただし、原因が特定できない耳鳴りのほうが多いのも事実であり、これが治療を難しくしています。

1.耳の病気による耳鳴り

耳鳴りを起こす病気としては、〈内耳炎〉〈滲出性中耳炎〉〈耳垢塞栓〉〈耳管狭窄症〉〈耳硬化症〉〈メニエール病〉〈老人性難聴〉〈突発性難聴〉〈聴神経腫瘍〉〈外傷(耳そのものの怪我)〉などがあります。 難聴を起こす病気はすべて耳鳴りを伴う可能性があるということです。 耳の病気による耳鳴りは、原因となる耳の病気が治ればなくなります。

このうち、病気と言い難いのは老人性難聴で、30代を過ぎると誰でもなりうる加齢変性といえます。 音を感じるのは内耳の蝸牛管の中にあるコルチ器という部分です。ここには有毛細胞があり、振動を感じ取ります。その振動の周波数が脳に伝えられることで音として認識されるのです。 加齢にしたがって高い周波数の有毛細胞が脱落し、高音が聴こえにくくなってきます。これが老人性難聴です。耳鳴りや難聴以外の症状がなければ心配はありません。

2.耳の病気以外で起こる耳鳴り

耳の病気以外でも耳鳴りが起こることがあります。 むち打ち症、顎関節症などで強い耳鳴りが出ることが知られています。 これは、内耳の神経と首の筋肉に密接な関係があるためで、むち打ちでは6割の患者様に耳鳴りが起こるというデータもあります。 また、薬の副作用によって耳鳴りが起こる場合もあります。 かつて結核患者の多かった時期、特効薬としてストレプトマイシンがよく使われました。当時「ストマイ難聴」という言葉ができたように、ストレプトマイシンやカナマイシンなどの抗生物質の副作用として難聴が起こり、耳鳴りを伴うこともあります。一部の抗がん剤や利尿剤(高血圧の薬として使われることも多い)も耳鳴りを起こします。ドロドロ血を防ぐと言われるアスピリンも、たくさん服用すると耳鳴りが起こることもあります。アスピリンの副作用にはこのほかに胃腸障害などもありますから、医師の処方以外の服用はお勧めできません。 これらの薬による副作用で起こる耳鳴りは、服用をやめることで治ることもありますが、治らないこともあります。

当院の治療

耳鳴りには頸や肩の筋肉の緊張やコリと、自律神経の関与が深く関わっています。内耳を全て切り取ってしまっても耳鳴りが起こるといわれているように、耳鳴りには脳も関係しているようです。 逆にいえば、頸と肩のこりをゆるめ、内耳や脳への血行循環を改善し、リラックスさせて副交感神経を優位にすれば多くの耳鳴りは改善するということです。

鍼は、硬くなった頸や肩の筋肉に直接届き、緊張をゆるめることができます。鍼を刺す刺激によって血流も改善し、「軽くなった」「やわらかくなった」と感じていただけるはずです。肩や頸を通って内耳や脳に到達する血管も、硬くなった筋肉によって締め付けられることがなくなります。お灸によって物理的に温める方法も血行の促進、免疫力の向上につながります。 なにより、鍼灸によって副交感神経が優位になることが知られており、リラックスした状態では耳鳴りが気にならなくなるのです。

また、東洋医学の考え方では「耳」は「腎」が司っていると考えます。(臓器としての腎臓というより、「腎」というカテゴリーでくくられた体の機能と考えてください。)「腎」はまず、「先天の精」が蓄えられているところです。「先天の精」とは両親からもらった生命力のことで、「腎」にこれが保存されています。この貯金を使い果たしてしまうと命が燃え尽きると考えられています。 ですから、人間はこの貯金を減らさないように、毎日食べ物や飲み物、空気などから精を得ているのです。外から得られるこれらの精を「後天の精」と呼びます。「腎」の働きが弱ると、生殖機能が衰え、耳に問題が起こったり、骨がもろくなったり、朝早く目覚めて睡眠時間が短くなったりします。また、疲れやすくなるのも特徴です。いわゆる老化現象と呼ばれるものは、腎の働きが弱ることで(つまり、先天の精のストックが減ることで)起こってくると考えられています。

当院では、この「腎」に働きかける治療を全身におこないます。 耳鳴りなのに、なぜ全身を治療するのかと思われるかも知れませんが、それはこのような東洋医学的な見地に立った治療をするためです。 耳鳴りが全身におよぼす影響を考えれば、むしろ全身を治療しないほうが不自然と言えるかもしれません。

2016.10.04

♣ 五十肩について

♣ 五十肩について

【肩関節周囲炎】俗称〈五十肩〉といいます。

① 広義:〈腱板炎〉〈肩峰下滑液包炎〉〈石灰沈着生腱板炎〉〈腱板断裂〉〈上腕二頭筋長頭炎〉〈五十肩〉などの疾患が含まれます。

② 狭義:原因が判明できない肩関節周囲の痛み→〈五十肩〉といいます。

 

主症状はその名の通り、肩関節の痛みです。最初は「腕をあげる動作」や「上着を羽織る際」に痛みを感じ、時間の経過とともに悪化していきます。

①痛みで腕が動かしにくくなり、症状が進行すると座ったり寝たりしていても痛みが出てきます。(安静時痛)

②さらに、寝ているときに痛くて目が覚める・痛くて寝付けないなどの症状が出てくると、いよいよ生活に支障が出てきます。(夜間痛)

③一般には、時間経過とともに痛みがピークに達します。その後少しずつ痛みは軽減しますが、このとき肩関節がロックした様になり、ある領域からピクリとも動かなくなります。つまり、痛みが主症状の時期から可動域制限へと移行していきます。(疼痛性筋痙期→筋性拘縮期)

 

症状が出始めたら大抵の方が酷い痛みのため、整形外科・整骨院・鍼灸院を訪ねます。中には放っておく方もおられますが、痛みが酷く仕事や家事、日常生活に支障が出たまま長時間過ごすことになります。五十肩は放っておいても「いつかは」良くなることがほとんどですが、そういった放置例は非常に経過が長く、酷い痛みを我慢しなければなりません。長い方ですと、1年から2年、5年間可動域制限と痛みに苦しんでおられる方も目にします。ですから、何らかの医療的な介入をしたほうが経過が良好であると言えます。

鍼灸施術は痛みを起こしている深部の筋肉や組織にまでアプローチでき、当院の施術は肩関節だけに留まらない治療で肩関節の痛みを取り除いていきます!

五十肩の原因

発症の機序は明らかにされていません。

何らかの原因で、肩関節を取り巻く筋肉・軟部組織に炎症をきたした状態。局所の血流不足、筋線維の拘縮、知覚神経の絞扼障害などが起きていると考えられている。俗称である、『四十肩・五十肩』が示しているように、加齢による肩関節周囲を構成する組織に変化(変性)が起きる過程で発症するものと考えられる。

当院の治療

当院では、まず炎症の程度(痛みの強さ・痛みの範囲・関節可動域・日常生活動作の障害度など)を確認しながら、腱板損傷や石灰化、頚椎の問題などで発生する似たような痛みを除外していきます。次にどの動きができて、どの動きができないのか。それぞれの動きを確認して、患者様と一緒に確認していきます。

いよいよ、施術に入ります。

五十肩という病名は東洋医学にはありません。それと同じように、来院いただく患者様の不調の原因も多岐に渡っており、「五十肩にはこの治療」と単純に決定することはできませんが、①一般的に多くみる症状では腕が前から上に上がらない。②横から上に上がらない。③後ろ手が回せない。④何もしていなくてもズキズキうずく。等、最も動かしにくい動きから傷害されている経絡(神経エリア)を選定します。傷害されている経絡(神経)上にある有効穴に鍼灸を施し、可動域や痛みの程度が改善されるのを確認します。

ある程度まで可動域が出て、除痛に成功すれば後は時間の経過に加速して回復される方が多いです。

2016.10.01

☕️ 身近な「ペットボトル」でセルフ温灸

ペットボトル温灸がNHK・Eテレ「まる得マガジン」で紹介されていました。これからの季節・・・学校・職場でお手軽にセルフ温灸!良いと思います。

安心・お手軽な ペットボトル温灸

ホット用ペットボトルに、70~80℃のお湯をいれてツボに当てるだけの「ペットボトル温灸」火を使わないからお子様からお年寄りまでどなたも安心してお灸ができて、驚くほど簡単に効果をすぐに実感できるお手軽なやり方です。

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書籍『安心のペットボトル温灸』〈鍼灸師・若林理砂著〉では、お灸の効果や東洋医学でいう経穴(ツボ)が分かりやすく掲載されています。

中・高校生やOLの女性が身体の不調から治療院にみえられます。暑い夏場でもオフィス、睡眠時のエアコンによる身体の冷えが起因しています。
治療院での治療とセルフ温灸を併用することで、治療効果の持続性が増します。

治療されていない方でも楽になると思います。

◯コンビニで買えるペットボトルにお湯を注ぐだけ。
◯オフィスでのお仕事中でも何気なく温灸。
◯火を使う一般的なお灸よりも簡単で手軽。

『ペットボトル温灸』の紹介でした。

2016.09.30

♣ 腰痛について〈腰痛の鑑別について〉

腰痛の鑑別について

腰痛でお悩みの方が多く治療院に来られます。

まさに国民病となっている腰痛ですが、その症状は様々です。ひとくちに腰痛と言っても、痛みを感じる部分も、痛みの程度も個人差があります。もちろん原因も様々ですが、ここでは当鍼灸院でよく見られ、改善可能な腰痛の症状を中心に説明します。

腰痛には、【急性腰痛】【慢性腰痛】に分類されます。

 

【急性腰痛】俗称「ぎっくり腰」です。

外国では「魔女のひと刺し」なんて言うそうです。私も経験した事がありますが、朝の洗面台で・・・。長時間座っていてお尻を動かした瞬間・・・。重たい荷物を持ちあげたようとしたら・・・。「!!!痛い!!!」その後は、痛みもあり腰が固まって伸ばせない状態になり、酷い痛みが数日~数週間続く。このようなエピソードは沢山あります。

①一般的な「ぎっくり腰」体勢を変える時の上体の前屈・後屈、寝返りなどの回旋運動時に痛みが増悪する。痛いけど何とか動けるレベル=体位を変換する際に強く痛み、暫く動かしていると痛みの程度が軽くなる。この様な症状が最も多い。

②症状の重い「ぎっくり腰」寝返りもうてない、咳やくしゃみでもかなり強い痛みが襲う。まったく動けない程の痛み=寝ていても痛いなど痛みを回避する体勢を取ることが困難。

※ただしこの場合、腰以外の原因で腰痛が発生している場合もあり、当院では施術に入る前の段階で詳細の鑑別をしています。

痛みの程度により回復するまでの期間は異なりますが、①程度の一般的な急性腰痛は1~2週間で完治に至ります。完治までの期間を短くするだけでなく、受傷当初の強い痛みと運動制限を早期に回復させるのが鍼灸治療です。

 

【慢性腰痛】二足歩行を獲得した人間の宿命とでもいえるほど、慢性的に腰痛を抱えている方は沢山います。女性の17人に1人が、男性の23人に1人が腰痛で病院へ通院しているという統計もあり、慢性腰痛は多くの方々を苦しめているようです。

慢性腰痛は非特異的腰痛といって、外傷や骨折などの要因が無く、足やお尻への神経痛など神経根症状も見られないものが殆どですが、原因が特定できないために積極的で正確な治療を受けている方が少なく、完全に治癒するまでに長期間を要し痛みを我慢されている方も多いのが実情です。長時間同じ姿勢でいると痛みが増強したり、朝布団から起きる時に辛く動きだしてしまうと痛みが軽減する、重たいものを持つと痛いなど急性腰痛ほどの激しい痛みではないものの、持続的に長期間痛みや違和感を感じるものを慢性腰痛としています。また、長期的な痛みと機能障害は生活の質が低下してしまい、仕事や家事に影響し、結果的に精神的な健康まで損ねてしまうことも少なくありません。

腰痛の原因

【急性腰痛】一般には〈筋筋膜性腰痛〉〈椎間関節性腰痛〉の一部が急性腰痛になりえます。文字通り、筋肉もしくは筋肉を包む筋膜に傷がついて痛みを発するもの、腰椎と腰椎(腰の中心にある背骨)の関節を捻挫した形になり痛みを発するものです。

【慢性腰痛】病院では〈変形性腰椎症〉とか〈脊柱管狭窄症〉などの診断がなされる場合が多い様ですが、前述しておりますようにプライマリケアで腰痛の原因疾患を特定することは非常に困難なことです。現在の病院では、こういった痛みには消炎鎮痛剤やNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の他、オピオイド(モルヒネ)が処方されることもあります。年齢素因、姿勢、生活スタイルなど腰痛が改善しにくい要因があるのです。慢性期が長いほど、本来の原因が他に合併した症状にマスクされてしまい、より沢山の要因が複雑に関与して痛みを発症しています。

病態として多くの要因が関与して、複雑に絡み合っている状態と言えます。慢性期の複雑な病態に対しては、東洋医学的問診と治療は大変有効です。

当院の施術

【急性腰痛】(ぎっくり腰)は鍼灸治療の有効性が高く、施術直後に症状の改善が見れる疾患の一つです。急性腰痛の場合、強い痛みのためうつ伏せの姿勢が難しい場合が多く、横向きに寝る姿勢もしくは椅子に座っていただく姿勢で施術することもあります。施術効果を最大限位発揮するために、腰背部に余分な力が入らない姿勢=患者様が一番楽な姿勢で施術を受けていただく事を重視しています。

当院は東洋医学の基本である、個々人の症状や体質に寄り添う施術をモットーとしています。腰痛回復を阻害する要因は「循環傷害」と「運動制限」です。

【慢性腰痛】は、まず細やかな問診と理学検査で出来るだけ正確に最初に発症した機序を明らかにしていきます。痛みを起こしている原因について、人体の解剖学・生理学的根拠に基づいた判断をしていきます。しかし、慢性腰痛の場合科学的根拠に基づく施術だけではなく、患者様の現在ある痛みについて、どこがどの程度痛くて、どういった動きができなくて、その機能障害が日常生活のどの場面で問題になっているのか、その事で精神的苦痛を強いられていないか、社会的な問題を生じていないかなどを鑑別していきます。時間経過と共に、痛みは修飾されます。痛みを助長しているものは何なのか、痛みの本質はどこにあるのか。時には痛みの意味さえ考えるのです。

これらの変化は慢性腰痛を助長する要因となりえるため、当院では治療対象となります。

2016.09.21

☕️ すてきな グラスのオブジェ

ステンドグラス作家さん(野口さん)の「ニワトリ」がロビーでお迎えしています。

すてきなグラスのオブジェです。

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2016.09.19

♣ 頭痛について ②〈頭痛の鑑別について〉

頭痛の鑑別について

頭痛には、【一次性頭痛】と【二次性頭痛】という分類があります。

頭痛について ① では【二次性頭痛】について説明させて頂きました。

さて、今回の【一次性頭痛】については、鍼灸施術での効果が高い疾患となります。

【一次性頭痛】 頭痛以外に原因が無い頭痛のこと。

原発性とか機能性頭痛とも言います。

概ね、鍼灸施術の対象となる頭痛です。

〈緊張型頭痛〉・・最も多い頭痛・・

正式には、筋肉の過緊張が原因で起こる筋緊張型頭痛と、精神的な緊張が原因の緊張性頭痛の2タイプに分けられますが、どちらも最終的には筋肉の持続的な異常収縮が起きていることが原因であるため、ここでは緊張型頭痛としてご説明致します。

症状は頭から鉄兜を被ったような重苦しさとか、頭が締め付けられるようなと表現されるような頭痛を指します。

この頭痛は、身体的・精神的なストレスが誘因ですので、鍼灸で頭部・頚部の筋緊張緩和と併せて全身的な施術により精神的に安定した状態を目指します。

筋緊張を伴わない精神的緊張はありません。また、その逆もしかりです。

鍼灸施術は、筋肉の緊張を緩めるのは得意な領域です。普段から治療をしておくとより良いし、頭痛が起きている時に行うとすぐに効果が出ることが多いです。

凝り固まった筋肉を緩めると、周囲の血行が一気に改善します。血流が促されれば、その先の凝り固まった筋肉が緩んでいくという回復軌道に入っていきます。

しかし、筋肉の緊張がどこから来ているのかを鑑別する事もたいへん重要です。

姿勢なのか、体の使い方や日常生活に問題があるのか、精神的なストレスが優先しているのかなどです。

問診や当院独自の身体診察で、その原因を突き止めていきます。

例えば精神的ストレスが原因の場合には、主に東洋医学的な診断で患者様お一人お一人の状態を判断します。

東洋医学では、外部の環境変化が体内環境である五臓に影響し、その結果様々な症状が発生するという理論があります。

心身のストレスが続くと、五臓の心・肝の働きが異常になることがあります。体内機能である心や肝の不調は、やがて頭痛や不眠といった症状として現れてしまいます。

顏色が悪かったり、めまいを伴ったり、なかなか寝付けない、眠りが浅く夢を見がち等、心と関連のある症状があります。

イライラしていたり、目や爪に異常が現れたり、上腹部が張って痛い等、肝と関連のある症状があります。

これらの症状から、首肩の筋肉が凝り固まって頭痛が起きてしまったのは、心や肝の働きが悪いと推定して、首や肩や頭以外にも、心と肝の機能を回復するのに最も効果的な経穴(ツボ)を加えて施術します。

首肩の凝り固まった筋肉を緩める施術と、東洋医学的に機能不全を改善する施術で、患者様の全身をトータルにケアする治療がを行っています。

このような施術を行うことで、首肩の筋肉を緩めるだけでは完治しなかった頭痛にも対応でき、今ある頭痛を解消するだけでなく、これから起こる可能性のある頭痛を未然に予防する事が最大の目的です。

 

〈片頭痛〉・・ズキンズキンと拍動性に起こる頭痛・・

発作的に、日常生活に支障をきたすくらいひどい頭痛。吐き気を伴うこともあります。必ずでは無いが、閃輝暗点というキラキラと星が瞬くようなファンタスティックな視覚異常が前兆として起こる。頭の左右どちらか、もしくは両方痛むことも。音や光の刺激で症状が悪くなる事が多く、静かな暗い部屋で目を閉じて安静にしている方が楽。男女比は1:4とされ、女性に多い。

現代医学的に原因は解明されていないが、血管説が広く知られています→<主にストレスなどにより心身の緊張状態になると、血管内でセロトニンという物質が急激に増加。その影響で脳血管の急激な収縮と拡張が順次起こり、拍動性の強い頭痛が発作的に発生する。>あくまでも仮説です。

ストレスとその解放に発生のキッカケがあるようです。例えば、休日のホッとした時に限って片頭痛に襲われるなど。ですから、普段から過度な疲労やストレス、睡眠不足にならない様に気を付けて自律神経のアンバランスを予防する事が、発作を起き難くさせるポイントだと言えます。

この場合、鍼灸ではどうするか。拍動性で、女性に多いという所も治療のヒントになります。女性は男性に比べ血に関わる変化が多く、東洋医学では気=陽=男性、血=陰=女性といった関連性を重視します。(東洋医学で血は『けつ』と読みます。これは、気が男性で血が女性だけという絶対的な関係性ではなく、相対的により関わりが深いということを意味しています。気は体の上部に上りやすい性質を持ちます。普段は気が上りっ放しにならないように、気を下げるための機能も働いていて、健康であれば気は上下に循環しています。血は気の力で循環していますので、健康な人の身体では、血は気と共に休むことなく循環し続けています。しかし何らかの理由で健康状態が崩れると、元来上りやすい性質を持つ気が頭顔面部に上り、それに引っ張られるように血も頭部へと上って行きます。

すると、急激に頭部への血が送られ拍動性の痛みとして現れます。男性に比べると女性はもともと血の量も少なく、月経などにより生理的な出血が周期的にありますので、それらの影響も受けやすいのです。血の流れや量の問題が生じやすいのは、圧倒的に女性なのです。現代でいう自律神経のアンバランスで生じる循環障害は、こういった理屈で説明できます。

ですから、東洋医学的に見ても心身を疲労させ過ぎないことは、片頭痛の予防に大切なことなのです。鍼灸施術で気血の滞りを解消させ、正常に循環させることができます。また、普段から鍼灸治療を受けて心身のバランスを整えておくことで、片頭痛の発作が起こりにくくなります。

今回紹介したもの以外にも、頭痛の原因は様々です。

2016.09.14

「もくの木」て、どんな木。①

実は、当治療院名の「もくの木」という樹木は存在しないようです。

昔、私の祖母が国分寺から高松に至る旧街道沿いのJR端岡駅から少し東にいったところで、戦前から雑貨屋を営んでおりました。そこには大樹が何本か有り、地域の方々は「もくのき」とよんでいたそうです。今でも高齢の方は「もくのき」でどこの家のことか分かります。

治療院の名前は、先祖の屋号をいだだき、皆様がよりそえる大樹となることを願っています。

現在は県道33号線拡幅工事(戦後まもなく)のため大樹は存在しません。地域の高齢の方は「もくのき」の樹木があると信じていらっしゃいます。(ムクノキがなまったのかとも思いましたが違うようです)

・・・あまり詮索せず、架空の木でいいかなぁ・・・と思っています。

 

 

2016.09.16

♣ 頭痛について ①〈頭痛の鑑別について〉

頭痛の鑑別について

頭痛でお悩みの方が多く治療院に来られます。

まずはカウンセリング。症状を細やかに確認し、頭痛の原因と分類の鑑別を行います。日本には頭痛を訴える方が約3000万人(国民の4人に1人)いると言われています。

頭痛は文字通り頭部の痛みや不快感の総称です。正式には顔面痛なども含めて、頭全体の痛み、圧迫感、不快感も全て頭痛としています。頭痛の症状は、片側であったり拍動性に感じたり、頭全体が重々しく感じられたり、耳鳴りを伴ったりと様々です。成人の方で、今までに頭痛を経験したことが無いという人は稀だと思います。それほど頭痛は我々の生活の中で良く見られる症状であり、皆さんがいつも感じる頭痛が生命を脅かすほどの危険性が無いものであることは経験上知っていると思います。とは言え、仕事や育児に支障を来すほどの痛みは耐えかねます。頭痛薬でいったん痛みを抑えても、原因を解決しなければ何度でも痛みが襲ってきます。

頭痛の原因次第では、鍼灸施術は非常に効果があります。

しかし、鍼灸施術の前に一刻も争う危険な頭痛もあり、まずは病院受診を急いでください。いつもの頭痛とは少し違うものや、非常に強い痛みは心配です。

 

頭痛には、【一次性頭痛】【二次性頭痛】という分類があります。

【一次性頭痛】 頭痛以外に原因が無い頭痛のこと。原発性とか機能性頭痛とも言います。概ね、鍼灸施術の対象となる頭痛です。(頭痛ついて ② で説明します)

【二次性頭痛】 ※ここで紹介するものは、危険な頭痛ばかりです続発性・器質性頭痛とも言い、原因のある頭痛のことを言います。

〈頭頸部の外傷によるもの〉
代表的なもの「硬膜下血腫」

〈頭頸部の血管障害によるもの〉
代表的なものに「くも膜下出血」

〈頭蓋内疾患によるもの〉
代表的なものに「脳腫瘍」

〈(化学)物質によるもの
〉代表的なものに「シックハウス症候群」

〈感染症によるもの
〉代表的なものに「髄膜炎」

〈恒常性(ホメオスターシス)の障害によるもの〉低酸素・高二酸化炭素→人ごみ、高山、無呼吸症候群や低血糖・低血圧・高血圧などが誘因です。※高血圧が原因で頭痛が起こる事はめったに無い。逆に、高血圧にさせている原因(例えば肩こり)が頭痛も誘発している事はよくあることです。

〈頭蓋骨・首・眼・耳鼻・副鼻腔・歯・口腔の痛みによるもの〉文字通りこれらの場所に何らかの症状があり、それが周囲の筋緊張を起こし頭痛の原因になったり、炎症が神経を刺激してそれが頭部や顔面に放散すると頭痛が起きることがあります。

 

二次性頭痛のうち、放って置くと生命の危機に及ぶ可能性がある頭痛もあります。このような頭痛の場合、鍼灸治療を受ける前に必ず病院を受診して原因を特定して下さい

鍼灸施術の対象となる頭痛は、次回(頭痛ついて ② )で説明します。少しお待ちください。

2016.09.13

☕️ 鍼灸院の「もくの木」大きくなりました。

何か毎年更新されているような、長く暑い季節も峠を越してきたようです。

夏の疲れがこれから聞かれる季節でもあります。

開院時からギャラリーにある、当院のもくの木も随分大きくなりました。

ある患者さんから「この木はここの環境が合っているみたい。動かしちゃダメ。」

とおっしゃられました。

木の生長をみていると、何か落ち着きます。

気がつかれてない方、観てくださいね。

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2016.05.11

☕️ もくの木のお花満開

5月の清々しい季節になりました。1月末に初めて植栽したお花も満開。もくの木鍼灸院の入り口も少し華やかになりました。

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2016.05.10

🌳 Relaxもくの木倶楽部 を鍼灸院に併設

“はり・きゅう”の治療は経験がなく、少し不安な方々へ。

“やさしく”辛いこりと慢性疲労を重点的に手技でボディーケア。

● 学生さんからご年配まで、幅広い方々へ。

● 敏感な方にも優しく、からだ深部の辛いこりに手技でアプローチ。

● 温石灸などの温灸と手技による施術を基本としています。

健康にお悩みの方、「治療」にこだわる方は、番町もくの木鍼灸院でご相談に

応じます。

2016.02.20

🌳 ニューフェイス・赤ちゃんから教えられたこと

このところ、ニューフェイス・赤ちゃんの患者様がみえられています。

今まで「お母さんと赤ちゃん教室」「小児はり教室」などのイベントで紹介させて頂きましたが、当院では初めてでした。赤ちゃんの症状も少しずつ緩和していて、お母さんも少し安心されているようです。

治療は「接骨院」「マッサージ院」「手もみやさん」「カイロプラクティック」などと良く比較されます。鍼灸院には赤ちゃんもお母さんに連れられ治療に来られます。でも接骨院に連れて行くなど聞くことはありません。治療のアプローチが違うのです。

わかっていることですが、私自身が改めて気づかされました。赤ちゃん、お母さん、大丈夫。

 

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2016.02.16

☕️ インドから有り難い神様が来日

数日前、インドから有り難い神様「ガネーシャ様」が到着しました。

gallery MOKUNOKI CLUB から見守って頂いています。

 

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2016.01.22

☕️ ついに開院しました。

本日、1月22日(金)番町もくの木鍼灸院を開院しました。

多くのはなやかなお花、祝辞などありがとうございました。

小さな治療院ですが、多くの方のお力添えで何とか開院となりました。

皆様方のおかげです。ありがとうございます。

さあ、今から治療に専念します。

何なりとお問い合わせください。

2016.01.23

☕️ 開院2日目

今日は雨模様の寒い日となりました。

寒い中、足を運んでくださった患者様お疲れさまでした。

治療ブースでの空調調整がうまくなく患者様から少し風が寒いとの指摘。

早速、調整。もう大丈夫。失礼致しました。

皆様のお声を頂きながら、より良い治療院にしたいと思っています。