もくの木ブログ
2025.07.04
📖 「長夏」、そして「夏」、長夏とは・・、
中国の暦では、夏の終わりから秋の時期を「長夏」と呼びます。 (春→夏→長夏→秋→冬)この時期がもっとも湿度が高くなる時期です。
一方、日本では夏から秋の時期は湿度は下がり始めます。 そのため梅雨の時期を「長夏」としています。 (春→長夏→夏→秋→冬)
●湿が溜まる原因と症状 梅雨の時期は湿度が高いため、体内に水分が溜まりやすい環境になります。 その結果「湿」が溜まった状態になり冷え、重だるさ、吐き気、下痢、めまい、皮膚病といった症状が出やすくなります。
●長夏の養生法 湿度の高い梅雨(長夏)では体内の余分な水分である「湿」を取り除かないといけません。 必要なのは「食事」「運動」「身体を冷やさないこと」です。 暑いからといって冷たいものを取りすぎない。 身体を冷やし内臓の働きを弱めて水分代謝が低下します。 甘いものの取りすぎは要注意。 湿を体内に溜めこみ水分代謝が悪くなるのです。 運動は、ほどよく汗をかくくらいの強度が良いです。
暑い夏もこれからです。皆さん、ご自愛ください。