もくの木ブログ

2024.06.09

📖 東洋医学でいう湿邪とは・・・、

6月、そろそろ梅雨入りとなります。
東洋医学では、外からの病気の原因を外邪(六淫)と言い、風・寒・暑・湿・燥・火(熱)の6種類となります。
湿気の多い梅雨の季節は、「湿邪」が身体に入り、「脾・胃」の機能が弱ります。
「脾・胃」の働きが弱くなると、消化吸収しにくくなると同時に、食欲低下や胸焼け・むくみ・身体のだるさ・下痢・便秘などの症状が現れます。とにかく胃腸を守る事が大切です。
●梅雨に守るべき養生のポイント
○胃腸を守るためには食事の養生が重要。ゆっくりと良く噛む。夜間遅くの食事は控える。
○水分を摂りすぎない。
○胃腸は寝ている間に疲労を回復します。夜12時には熟睡している状況を作り睡眠を十分とる。
○この時期、未だ夜間に冷えることも多く、寝ている間に体を冷やさない。
○急激な気温や気圧の変化に左右されない体を作るため、適度な運動も必要です。
当たり前のような事ですが、意識することが大切です。ご自愛ください。