もくの木ブログ
2015.11.28
お灸を使う理由は?
当院ではお灸も頻繁に使用しますが、「はり」とはまた別の目的で使っています。
「はり」は全身の血流・脈を一瞬で変えることができますが、お灸は比較的効果がでるのがゆっくりと、しかし持続的にでてきます。
心地よい温熱刺激により患部を温めたり、ほぐしたりするのもお灸ならではのものです。もぐさのかおりにより、精神を癒すアロマ効果もあります。
また、もぐさに火をつけ燃焼させることにより白血球が付近に集まってくる効果もあることが研究で明らかになっています。
免疫力を高め、血流を促し、さらにリラックス効果もあるお灸は、当院では主に患部の張りが広い時ほぐす役割や、足の冷えを緩和させたり、生理痛など、女性特有のお悩みを改善したりする場合など、様々な理由でお灸を使用しております。
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