もくの木ブログ
2023.05.05
📖 未病を治す
東洋医学の古い文献、黄帝内経には「上工は未病を治す」と云う言葉があります。
これは治療に秀でた医師は、目の前の患者の漢方的な体質を考慮して、次に起こる病態を予想し、その予想に基づいて次の手を打つことにより、未然に発生を防止するということが重要と書かれています。
当院の鍼灸治療は、あくまでも東洋医学的な考え方に基づいて病態がどのように変化するかを予想し、治療を行います。
東洋医学の未病という考え方は、予防医学ではなく予想医学という表現があっている様です。